日本皮膚外科学会誌第20巻1号：平成28年＝2016年7月発行

目 次

20-1
第30回皮膚外科は いかがでしたか？
第30回会長 兵庫医科大学 伊藤孝明


テーマ演題：
「皮膚外科　甲子園！」

20-4   
外来外科治療後に出血のため入院し大動脈瘤が発見された高齢者の2例
佐藤隆亮、影下雄一、中川倫代、宮本章弘、大西正純、馬場俊祐、前田文彦
高橋和宏、赤坂俊英(岩手医科大学 皮膚科)


20-6
HHV-8陽性、HIV陰性であった古典型カポジ肉腫の1例
上尾礼子、楠山苑子、東田敏明(関西医科大学 香里病院 皮膚科)


20-8
ものすごく再発を繰り返した背部皮膚腫瘍の1例
岩澤うつぎ、鈴木貴子、藤沼千尋(都立広尾病院 皮膚科)
大原國章(虎の門病院 皮膚科)


20-10
高齢者の足部ALM4例の治療経験
稲積豊子、渡邊(岡田)絵美子、西尾有紀子(立川病院 皮膚科)


20-12
初診時脳転移悪性黒色腫患者と共に戦った4年8ヵ月
大塚正樹(静岡がんセンター 皮膚科)
加持達弥、 山崎　修、 岩月啓氏(岡山大学 皮膚科)
勝井邦彰(同 放射線科)、黒住和彦(同 脳神経外科)



手術手技･工夫

20-16
足底からの採皮方法の工夫 −明日」から歩こう−
橋本裕之、佐藤精一、進来　塁(大分市医師会立アルメイダ病院 形成外科)
岡本　修(同 皮膚科)


20-18
植皮にタイオーバーは必要か？
結城明彦、高塚純子、竹之内辰也(新潟県立がんセンター 新潟病院 皮膚科)


20-20
人工真皮の固定に陰圧閉鎖療法を使用した症例の検討
山田勝裕、水澤雄太、長井拓哉、山田雅之、能登　舞、長田真一、真鍋　求
(秋田大学 皮膚科)


20-22
生検ブレード法の一工夫
前田　学(八幡病院 皮膚科)


20-24
Simple surgeryの適応とその利点欠点について
−臀部慢性膿皮症と顔面皮膚腫瘍を通して−
田中　了、木村徹子、山本佳子、越智安奈、山本剛伸、藤本　亘
(川崎医科大学 皮膚科)


20-26
耳下腺浅葉切除術における広頚筋弁移植の有用性
林　礼人、望月真理子、須田俊一、名取悠平、吉澤秀和、安藤えりか、千田大貴
田中里佳、水野博司(順天堂大学 形成外科)


20-28
若年女性鼻粘膜に生じた孤立性線維性腫瘍の再発例手術経験
柳瀬哲至、壷井聡史、渡部茉耶(JA尾道総合病院 皮膚科)、森　直樹(同 耳鼻科)


20-30
当科での下肢静脈瘤治療の現状
八代　浩、加藤卓浩、荒川亜矢、長谷川義典(福井県済生会病院 皮膚科)


20-32
皮膚悪性腫瘍に対して施行した3次元(3D)手術シュミレーションによる治療経験    32
横田憲二、松本高明、村上佳恵、安藤かおり、杉本昌代、渡邊直樹
ジョン･ジンウク、秋山真志(名古屋大学 皮膚科)


20-34
当科8年間における90歳以上の手術症例の安全性の検討
今村太一、浅見友梨、寺本由紀、中村泰大、山本明史
(埼玉医科大学国際医療センター 皮膚腫瘍科 皮膚科)


20-36
爪部悪性腫瘍切除後の再建に関する検討
加藤　威、藤本徳毅、藤井紀和、中西健史、田中俊宏(滋賀医科大学 皮膚科)
立花隆夫(大阪赤十字病院 皮膚科)


20-38
足底病変の術後創部管理に関する検討
沼田智史、梅田直樹、河合幹雄、秀　道広(広島大学 皮膚科)


感染症･良性疾患

20-42
Bowen病の切除植皮術後に発生したMycobacterium chelonaeによる皮膚感染症の1例
倉繁祐太、徳山道生、渡辺絢子、太田多美、生駒憲広、馬渕智生
(東海大学 専門診療学系 皮膚科学)


20-44
救命しえたToxic shock-like syndromeの2例
飯野志郎、馬場夏希、高嶋　渉、徳力　篤、長谷川 稔(福井大学 皮膚科)
小畑友里恵(同 麻酔･蘇生科）


20-46
減張切開により救肢し得た左上肢A群β溶血性連鎖球菌感染症の1例
横山恵美、須山孝雪、天方將人、寺木祐一、伊崎誠一
(埼玉医科大学 総合医療センター 皮膚科)


20-48
V beamR照射が有効であった先天性血管拡張性大理石様皮斑(CMTC)の1例
堀川永子、久保　環、葉山康武、酒井邦夫、瀬戸山 充、天野正宏
(宮崎大学 皮膚科)


20-50
経皮的冠動脈形成術後に生じた難治性潰瘍の1例
青木恵美、松下茂人(鹿児島医療センター 皮膚腫瘍科･皮膚科)


20-52
Buried chip skin graftingを行ったコントロール不良糖尿病患者の左足母指低温熱傷
角田孝彦、佐藤文子(山形市立病院 済生館)


20-54
項部に生じた毛巣洞
長谷川道子、田村敦志(伊勢崎市民病院 皮膚科)


20-56
Chronic expanding hematomaの1例
張　財源、田浦麻衣子、片岡悠紀子、中川有夏、浅井　純、竹中秀也、加藤則人
(京都府立医科大学附属病院 皮膚科)


皮膚腫瘍

20-60
多発性皮膚平滑筋腫の1例
田中佑佳、東郷さやか、田口理映子、小澤健太郎、爲政大幾
(国立病院機構 大阪医療センター 皮膚科)


20-62
再発を繰り返した巨大神経線維腫の1例
嘉多山絵理、猿田　寛、阿部敏郎、田中佳世、川村みゆき、夏秋洋平、大畑千佳
古村南夫、名嘉眞武国(久留米大学病院)


20-64
左後頸部巨大皮膚混合腫瘍の1例
猪上奈奈、三宅俊哉、藤井弘子、是枝　哲(天理よろづ相談所病院 皮膚科)


20-66
皮膚／皮下腫瘍が疑われ当科を受診した耳下腺腫瘍の5例
眞部恵子、松田真由子、浅越健治(岡山医療センター 皮膚科)


20-68
爪下外骨腫の切除に術中イメージは必要か？
岡林　綾、清水奈美、木下理恵、中川浩一(富田林病院 皮膚科)
野々下 博(同 整形外科)、木村友香(大阪回生病院 皮膚科)


皮膚悪性腫瘍1

20-72
肛門Paget癌の1例
小野友華、有馬　豪、岩田洋平、山北高志(藤田保健衛生大学 皮膚科)
安藤亜季(刈谷豊田総合病院 皮膚科)
升森宏次(藤田保健衛生大学 下部消化器外科)、松永佳世子(同 皮膚科)


20-74
腋窩から前方に拡がる乳房外Paget癌
真鍋麻里奈、加茂理英、木村友香、柳下早希、鶴田大輔(大阪市大学 皮膚科)
大澤雅彦(同 病理部)、高井利浩(兵庫県立がんセンター)


20-76
乳房外Paget病をよく見ると −新知見？てんこ盛り！−
村田洋三、熊野公子(兵庫県立がんセンター 皮膚科)


20-78
陰部両側に発症した基底細胞癌の1例
吉岡未里、稲福和宏、竹下郁怜(君津中央病院 皮膚科)


20-80
泌尿器科との合同手術で腫瘍完全切除をし得た外陰部Bowen病の1例    80
伏間江貴之、前川武雄、藤田有理香、小宮根真弓、村田　哲、大槻マミ太郎
(自治医科大学 皮膚科)


20-82
隆起性皮膚線維肉腫5例における超音波所見の検討
緒方　大、竹治真明、里村英恵、柳澤宏人、宮野恭平、中村晃一郎、倉持　朗
土田哲也(埼玉医科大学 皮膚科)


20-84
血気胸に対しOK-432による胸膜癒着療法前にpaclitaxelの胸腔内投与を行った頭部血管肉腫の1例
大石京介、本藤貴恵、前田進太郎、竹原和彦(金沢大学 皮膚科)
齋藤大輔、吉田周平(同 呼吸器外科)


20-86
Keratoacanthoma centrifugum marginatumの1例
清永千晶、猿田　寛、松田光弘、大山文悟、大畑千佳、古村南夫
(久留米大学 皮膚科)
濱田尚宏(濱田皮膚科医院)、名嘉眞武国(久留米大学 皮膚科)



日本皮膚外科学会誌第20巻2号：平成28年＝2016年8月発行

目 次

20-113
特別講演
モナリザの謎
新家宗平(兵庫医科大学 理事長)

20-120
会長講演
下肢静脈瘤の謎
伊藤孝明(兵庫医科大学 皮膚科学教室)


悪性黒色腫

20-124
高齢者の先天性母斑から生じた悪性黒色腫の1例
吉見公佑、面��俊和、後藤寛之、大塚正樹、吉川周佐、清原��夫
(静岡がんセンター 皮膚科)

20-126
multiple primary malignant melanomaの1例
和田尚子、内　博史、古江増隆(九州大学 皮膚科)
占部和敬(九州医療センター 皮膚科)、桐生美麿(福岡皮膚病理診断研究所)

20-128
巨大なin-transit転移を認めた悪性黒色腫の1例
加持達弥、梅村啓史、本田聡子、山崎　修、岩月啓氏(岡山大学 皮膚科)

20-130
治療に難渋した口腔内悪性黒色腫の1例
前田文彦、高橋和宏、大西正純、赤坂俊英(岩手医科大学 皮膚科)
柏　克彦(同 形成外科)

20-132
左眼球結膜より生じた悪性黒色腫の1例
嶋　智子、山本有紀、古川福実(和歌山県立医科大学 皮膚科)
保富宗城(同 耳鼻咽喉科)

20-134
膝窩リンパ節郭清の切開線について
須山孝雪、横山恵美、人見勝博、寺木祐一、伊崎誠一
(埼玉医科大学 総合医療センター 皮膚科)


皮膚悪性腫瘍-2

20-138
基底細胞母斑症候群の1例
貝淵かおり、横田憲二、松本高明、村上佳恵、秋山真志(名古屋大学)
松立吉弘、久保宜明(徳島大学)

20-140
陰茎包皮から発生した陰茎癌の1例
鍬塚　大、池原　進、宇谷厚志(長崎大学 皮膚科アレルギー科)
吉見公佑(静岡がんセンター 皮膚科)
松尾朋博、大場康司郎、酒井英樹(長崎大学 泌尿器科)

20-142
毛巣洞から生じたと考えられた瘻孔癌(有棘細胞癌)の1例
今村太一、浅見友梨、寺本由紀子、中村泰大、山本明史
(埼玉医科大学国際医療センター 皮膚腫瘍科･皮膚科)

20-144
放射線照射後に再発し、手術治療を要した下口唇有棘細胞癌の1例
岸　史子、安田正人、宮川真梨江、須藤麻梨子、高橋亜由美、石川　治(群馬大学 皮膚科)

20-146
足趾の熱傷瘢痕に生じ、患肢の温存を試みた骨浸潤を伴う有棘細胞癌の1例
中捨克輝、大畑恵之(稲城市立病院 皮膚科)

20-148
眼窩下神経に神経浸潤した頬部有棘細胞癌の1例
金子高英、赤坂英二郎、六戸亜希子、六戸大樹、皆川智子、中島康爾、会津隆幸
中野　創、澤村大輔(弘前大学 皮膚科)


あなたならどうする

20-152
AD-1.広範に広がるボーエン様丘疹症の1例
前川武雄、足立晃正、伏間江貴之、小宮根真弓、村田　哲、大槻マミ太郎
(自治医科大学 皮膚科)

20-154
AD-2.壊死を伴う皮膚･軟部組織感染症の臨床診断名について
盛山吉弘(土浦協同病院 皮膚科)

20-156
AD-3.鼻部の基底細胞癌摘出後に鼻部からの分層植皮を行った1例
永井　諒、中川　登、伊藤孝明、山西清文(兵庫医科大学 皮膚科学)

20-158
あなたならどうするアンケート集計結果